生産者: 原 大知さん(新得町)



生産者原 大知さん(新得町)

 
原さんは、福島の震災当時、首都圏で暮らしていました。

しかし、やはり放射能汚染がどうしても気にかかり、このままここで暮らし続けることに不安を感じたと言います。

実家は、そば(蕎麦)の産地でもある北海道の新得町。

父親が蕎麦・小麦・芋・大根などを、減農薬・有機質肥料を使って農業を営んでいました。

それもあって、考えに考えた末、実家に戻り、後を継ぐことを決意しました。

10町歩ほどある農場で、蕎麦だけを作ることにしました。

ある意味ではリスクはありますが、蕎麦は連作しやすく、求肥力が強いので、比較的作りやすいと考えたからです。

農場には、クローバーを緑肥として使っています。

半分は、鶏糞(けいふん)を使った有機栽培、残りの半分は自然栽培をしています。

機会があれば、自然栽培の勉強会に積極的に参加している、大変勉強熱心な生産者さんです。

生産者同志の勉強会や交流会なども自主的に行っており、農業に対する情熱にあふれた方です。
 






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