生産者宇佐美 亮さん(芽室町)
もともと大学で農学ではなく、生体学を学んでいたかたであり、農業をするつもりはなかった。
オーストラリアでウーファーの経験をする。
そこでは、ファーマカルチャーが盛んで、日本の自然農法の祖・福岡正信さんの思想が当たり前に受け入れられていた。
彼の自然と向き合い、共に付き合っていく農法に魅力を感じ、農業を志すようになった。
2年の研修をしたあと、本格的に就農する。
化学的なものは不自然と考えている。
あくまでも、野菜が主で、人が従。
気候変動などによるリスクを分散させるため、多品種の野菜を季節に合わせて栽培している。
肥料は農場内から出る有機物を使って循環させている。
また、同じ地域内の同志のネットワークの中で出る有機物のものも少量使い、地域内での循環も考えている。